GUIDE OUTLINE
このガイドは、「ガイド」 に関する基本的な考え方や、順番を整理するためのメモです。細かい 数字の比較というよりも、「まずここから押さえておくと楽」という 目線で構成しています。
1. ノズルの「色」を覚えれば怖くない
初めてセルフスタンドに行くと、3色のノズルが並んでいて焦るかもしれません。これは法律で色が統一されています。
- 赤色 = レギュラー(普通のガソリン車、軽自動車の9割はこれ)
- 黄色 = ハイオク(スポーツカーや輸入車など)
- 緑色 = 軽油(トラック、バス、ディーゼル車)
2. 初心者最大の罠「軽自動車に軽油」
一番多いトラブルがこれです。
「軽自動車だから、軽油(緑)を入れるんだよね?」
これは大きな間違いです。 名前に「軽」とついていますが、軽自動車のエンジンのほとんどは「ガソリンエンジン」なので、入れるのは「赤色のレギュラー」です。
もし軽自動車に軽油を入れると、最初は走れますが、すぐに黒煙を上げてエンジンが止まり、修理には数万円〜数十万円の高額な費用がかかります。
3. 自分の車がどれか分からない時は?
「親の車を借りたけど、どれを入れればいいの?」と迷ったら、次の場所を確認してください。
1. 給油口の蓋の裏: 「レギュラー」「無鉛ガソリン」などのステッカーが貼ってあることが多いです。 2. 車検証: 「燃料の種類」という欄に「ガソリン」か「軽油」かが書かれています。
最近はマツダ車など、普通乗用車でも「ディーゼル(軽油)」のモデルが増えています。思い込みで入れず、必ず確認しましょう。
4. もし間違えて入れてしまったら!
給油中に「あっ、間違えた!」と気づいた場合、あるいは給油後に気づいた場合。
絶対にエンジンをかけないでください。
エンジンさえかけなければ、タンクの中身を抜き取るだけで済む場合が多く、被害を最小限に抑えられます。その場で店員さんを呼ぶか、JAFなどのロードサービスに連絡しましょう。
エンジンをかけて走ってしまうと、燃料がエンジン内部まで回ってしまい、大掛かりな洗浄や部品交換が必要になります。
まとめ
- 軽自動車 = 赤色のレギュラー
- 迷ったら車検証か給油口を見る
- 間違えたらエンジンをかけない
この3つだけ覚えておけば、セルフスタンドは怖くありません。落ち着いて確認してからノズルを手に取りましょう。