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車のドアで「バチッ!」痛い静電気を防ぐ裏技と降り方のコツ

4 分で読めますPUBLISHED 2026/01/20
#初心者#静電気#豆知識#安全対策

冬に車に乗る時・降りる時のあの嫌な痛み。静電気除去グッズが手元になくても、触る場所や降り方を変えるだけで「バチッ」を防ぐことができます。なぜ車は帯電するのか、その仕組みと今日からできる0円対策を紹介。

GUIDE OUTLINE

このガイドは、「ガイド」 に関する基本的な考え方や、順番を整理するためのメモです。細かい 数字の比較というよりも、「まずここから押さえておくと楽」という 目線で構成しています。

なぜ冬の車はあんなに痛いのか

アノブに触れた瞬間の鋭い痛み。あの静電気の原因のほとんどは、実は「あなた自身の服の摩擦」で作られています。

運転中、シートと背中が擦れることで体に電気が溜まり、電気を通しやすい金属(ドア)に触れた瞬間に一気に放電されるため「バチッ」となるのです。

グッズ不要!痛くない「降り方」の作法

車から降りる時、次の手順を踏むだけで静電気ショックをほぼ100%防げます。

1. まだシートに座った状態で 2. ドアの金属部分(フレームなど)を素手で掴む 3. 金属を掴んだまま、地面に足を下ろして立つ 4. 最後に手を離してドアを閉める

理由

地面に足を着く前に金属に触れておくことで、体に溜まった電気が「バチッ」とならないスピードでゆっくりと車体〜地面へ逃げていくからです。 お尻を浮かせてからドアに触ると、その瞬間に放電してしまうので、必ず「座ったまま触る」のがポイントです。

乗る時の対策

乗る時は、ドアノブに触れる前に「コンクリートの壁」「地面」に手のひらで一度タッチしてください。これだけで体から電気が逃げます。

また、キー(鍵)の金属部分を持って、その鍵先でドアに触れる方法も有効です。放電が鍵先で起こるため、指先への痛みはなくなります。

命に関わる「セルフスタンド」の静電気

給油前の「静電気除去シート(黒いパッド)」は絶対にタッチしてください。

ガソリンは揮発性が高く、静電気の小さな火花でも引火して大爆発するリスクがあります。冬場のセルフ給油は、面倒でも必ず「タッチ」を習慣にしましょう。