GUIDE OUTLINE
このガイドは、「ガイド」 に関する基本的な考え方や、順番を整理するためのメモです。細かい 数字の比較というよりも、「まずここから押さえておくと楽」という 目線で構成しています。
雪道や高速道路を走っていると、前の車が巻き上げた泥水や融雪剤でフロントガラスがすぐに汚れます。そんな時に頼りになるはずのウォッシャー液やワイパーが、冬場はトラブルの原因にもなります。
1. ウォッシャー液が出ない原因
・夏用のウォッシャー液がタンク内で凍結している ・ノズル周りが氷や雪で塞がれている ・ポンプは動いているがホースが詰まっている
特に多いのが、気温が氷点下まで下がる地域で夏用ウォッシャー液のまま冬を迎えてしまうパターンです。タンクの中でシャーベット状に凍ってしまい、まったく噴射できなくなります。
2. 冬用ウォッシャー液の選び方
「凍結温度マイナス〇度まで対応」といった表示を必ず確認しましょう。居住地の最低気温より少し余裕を持ったものを選ぶのが安心です。
編集部おすすめ 冬用ウォッシャー液
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3. ワイパーゴムは冬前に一度チェック
低温になるとゴムが硬くなり、ビビりや拭き残しが出やすくなります。次のような症状が出ていれば交換時期です。
・拭き取りにスジ状の跡が残る ・ワイパーがガタガタと振動する ・ゴムのエッジが欠けたり裂けたりしている
4. 雪用ワイパーという選択肢
豪雪地域に住んでいる、または毎週のようにスキー場に通う人は「雪用ワイパー」を検討しても良いでしょう。通常のワイパーとは違い、骨組み部分が雪で固まりにくい構造になっています。
5. 凍結時に絶対やってはいけないこと
・ワイパーがガラスに凍り付いた状態で無理に動かす ・お湯をガラスに直接かけて氷を溶かそうとする
これらはガラス割れやワイパーモーターの故障につながるリスクがあります。解氷スプレーを使うか、エアコンのデフロスター機能で少しずつ溶かすのが安全です。