GUIDEガイド

冬の朝、ウォッシャー液が出ない!やってはいけないNG行動と凍結対策

5 分で読めますPUBLISHED 2026/01/15
#初心者#メンテナンス#冬対策#トラブル

寒い朝にウォッシャー液が出ないのは「凍結」のサイン。無理にレバーを引き続けると、モーターの故障やヒューズ切れを起こす可能性があります。ただの水を入れるのが危険な理由と、寒冷地用ウォッシャー液の正しい使い方を解説。

GUIDE OUTLINE

このガイドは、「ガイド」 に関する基本的な考え方や、順番を整理するためのメモです。細かい 数字の比較というよりも、「まずここから押さえておくと楽」という 目線で構成しています。

「液が出ない!」焦ってレバーを引き続けるのはダメ

点下の朝、フロントガラスの汚れを取ろうとしてウォッシャー液のスイッチを入れても、「ウィーン」という音だけで液が出ない…。

これはタンクやホースの中で液が凍っている可能性が高いです。

絶対にやってはいけないこと

「出るまでレバーを引き続ける(スイッチを入れ続ける)」

これをやると、凍って動けないポンプ(モーター)に電気が流れ続け、モーターが焼き付いて故障したり、過電流でヒューズが飛んだりします。 数回試して出なければ、それ以上触らないのが鉄則です。

なぜ凍る?原因は「ただの水」かも

あなたはウォッシャータンクに「水道水」を入れていませんか? 夏場は問題ありませんが、冬場に水だけで満たしていると、0℃を下回った時点でカチカチに凍り、最悪の場合、膨張してタンクが割れてしまいます。

正しい冬の準備

1. 寒冷地対応のウォッシャー液を入れる: カー用品店で数百円で売っています。 2. 原液〜2倍希釈で使う: パッケージ裏を見て、「-30℃対応」など地域の気温に合わせた濃度で入れます。 3. 液を入れ替える: すでに水が入っている場合は、出し切ってから専用液を入れ、ホースの中の水を入れ替えるために数回噴射しておきます。

凍ってしまった時の対処法

出かける直前に凍っていることに気づいた場合、お湯をかけるのはガラスが割れる危険があるのでNGです。

  • エンジンの熱で溶けるのを待つ: 走行してエンジンルームが温まれば自然に溶けます。
  • 日当たりの良い場所に置く: 太陽光でボンネットを温めます。

冬の間は「水だけ」は厳禁。初心者の方こそ、専用のウォッシャー液を使ってトラブルを防ぎましょう。

このガイドと関連するコラム

コラム一覧へ