GUIDE OUTLINE
このガイドは、「お金・購入計画」 に関する基本的な考え方や、順番を整理するためのメモです。細かい 数字の比較というよりも、「まずここから押さえておくと楽」という 目線で構成しています。
「ちょっとそこまで」が無保険運転かも?
冬休みや春休み、帰省した際に「実家の車」を運転する機会があると思います。 この時、必ず確認しなければならないのが「親の自動車保険の契約内容」です。
- 運転者限定特約: 「本人・配偶者限定」になっていませんか?
- 年齢条件: 「35歳以上補償」などの条件がついていて、あなたが20代なら対象外です。
もしこの状態で事故を起こすと、保険金は一銭も出ません。人生を棒に振るリスクがあります。
親の保険を変えるより「1日保険」
親の保険の条件を一時的に変更することも可能ですが、手続きが面倒だったり、変更漏れのリスクがあります。 そこで便利なのが、各損保会社が提供している「1日自動車保険(24時間単位の保険)」です。
1日保険のメリット
1. 安い: 最低500円〜800円程度から加入できます。 2. 手軽: コンビニの端末や、スマホ(ドコモ・au・ソフトバンク等のキャリア決済)で即日加入できます。 3. 安心: 親の保険の等級に影響を与えません(事故っても親に迷惑がかからない)。
主なプラン構成
- 車両補償なしプラン(約500円〜): 対人・対物賠償は無制限ですが、借りた車の修理費は出ません。
- 車両補償ありプラン(約1,500円〜): 借りた車をぶつけた時の修理費もカバーされます(免責金額などは要確認)。
慣れない車を運転するなら、数百円ケチらずに「車両補償あり」を選ぶことを強くおすすめします。
注意点:加入できない車もある
非常に便利な1日保険ですが、加入できないケースがあります。
- 本人または配偶者の車: 「自分の車」には掛けられません。あくまで「他人(親含む)の車」を借りる時用です。
- 高級車: フェラーリやポルシェなどの一部高級車は対象外になることがあります。
- 法人名義の車: 一部の保険商品は法人名義の車(レンタカー含む)は対象外です。
加入は乗る直前でもOK
スマホやコンビニで申し込み手続きが完了した時点から補償が開始されます。 「運転代わって」と言われたその場でも加入できるスピード感が魅力です。
親御さんとしても「保険入ったから貸して」と言われれば安心して鍵を渡せるはずです。帰省シーズンのマナーとして覚えておきましょう。